<炭人〜すみびと>へようこそ。
埼玉県比企郡小川町にて、炭を焼いて11年目に入った炭人です。
炭焼きは山が在り続けてこそ続けて行けます。山の再生力の範囲内で、木を切らしてもらいます。山にとっても、一部に陽があたることで、自然は活気と豊かさを保ち続けます。木は伐採後、太陽を受けて切り株から萌芽し、草花や虫も躍動します。木は10数年でまた炭の原木になってくれます。この国での炭焼きの2000年の営みは、コナラ、クヌギを中心とした里山を守り続ける営みでもあったのです。
太古の昔から人とともにあった炭
山に強く根を張った木の化身
山の木々たちは命の源を産み出し、私たちはじめ動物たちはそれを消費するだけ
田畑の作物も海の生き物たちも山に依っている
そして、さらに炭までも...山に入り、山とかかわることが
山が与えてくれた一部にしろ山に返すことにもなるかもしれない
それでこそ山の生態系は活気を保ち続けられるのかもしれない
自然の再生力を低下させない程度に
山から木たちを持ち出す時に限って
幻想的な光を放って暖めてくれる炭
食べ物ばかりでなく、水や空気をおいしくしてくれる炭
土に力を呼び覚ましてくれる炭と木酢液
私たち、そして命を豊かにし、育んでくれる
山よ 木々たちよ〜怖れつつ〜ありがとう
・・・・というようなことを想いながら、
木を切り、炭を焼いています。