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人は2000年前から炭を焼いてきた
2000年前の人もこの煙と同じ煙を見て炭を焼いた
西暦2000年代にも、山にこの煙はたなびき続けるだろうか

炭焼日誌「二千年の煙」

image034.jpg これまでの炭焼日誌をファイルにしました。

炭焼日誌1995-99ファイル

@炭焼き人めざして
A窯作り
B炭焼きこぼれ話
C山・山仕事を語る

炭焼日誌「二千年の煙」ログ

2000/4〜6
2000/7〜10
2000/10〜2001/3
2001/4〜12
自作のうたを聞いてください

1960年生まれ、炭焼きをはじめて11年目のケイタです。70才くらいが中堅のこの世界ではまだまだ若輩者です。

06/6/8
ドングリからの萌芽 昨年の秋に拾ったクヌギのドングリを蜂やプランターに植えたものです。
「となりのトトロ」の映画のとおり、ドングリを植えたら芽が出てくるんです。映画のように早くは成長しません....ドングリは種ですから、当然ですが。

今年の秋拾ったドングリを自宅で育てくれる方を募集したいと思います。

今年の秋に拾ったドングリを来年の春前にご自宅の庭や鉢などに植えつけてもらって、再来年の春まで育ててもらいます。そして、炭人まで送っていただきます。こちらで山に植えつけて、名札を付けます。もちろん、持参していただいて、ご自身で植林していただいてもかまいません。その後の草刈なども可能であれば、ご参加ください。
そして、約10年後、伐採して炭に焼き、その炭の一部を飾り炭としてご自宅にお送りします。

詳しくは、今月中にお知らせページにUPします。





06/6/7
クヌギを植えている山の様子です。

今年植えた苗の萌芽元気よく萌芽した今年の苗
今年植えた苗からの小さなく芽で出ているものですこれはもう少し葉が開いている今年植えた苗
萌芽の遅れている苗一度枯れて、今年萌芽した昨年の苗
でもほとんどは写真のようにまだ萌芽していませんただ、木は死んでいるのかというとそうでもないことが多いんです。
これは昨年芽が出ず、今年芽が出ているものです。
地上部は枯れているようでも、根が生きていて、復活するんです
元気のいい2年目のクヌギの苗3年前に植えたクヌギ
これは元気のいい去年植えたものですこれは3年目のもの。10年かからずに、伐採できるかもしれません

 
Web www.sumibito.com

06/4/15
炭焼き体験会を行いました。

飾り炭飾り炭
クリのいがや枝などがきれいに炭化しています採った山菜と上がてんぷらです。春の味です。
バームクーヘン作り1バームクーヘン作り2バームクーヘン作り3
卵と小麦粉と砂糖で作った生地を
あらかじめあぶって、穴を開けた竹に塗ります
炭火にあてて焦げ目がつくまで焼きます
生地が落ちないよう両側でクルクル竹を回しながら焼きます
バームクーヘン作り4バームクーヘン作り5
それを何度も繰り返してある程度の厚みができたら、
竹から抜き取ります。わーと歓声が上がって完成。
この厚さで約2時間かかりました。
切るとしっかり年輪の形が見えました

05/5/16
午前に塗った壁午後に塗った壁 3月にやった土壁塗りの結果です。

思っていた以上に、砂分が少なくヒビが入りました。
午前(左)と午後(右)の違いはそれほどありませんが、少しは午前の方がましではあります。午前の方の山の土に砂分が少し多めだったためだと思います。

6/4の仕上げ塗りでは、砂を半分程度混ぜる予定でいます。







05/2/22
一年前の自然エネルギー学校で、ご近所のログビルダーの高橋昭夫さん(ヤングリーブス)の指導で、参加者の皆さんと簡易ログ作りにとりかかりました。

その後、その参加者の、MさんとIさんはじめ多くの方のおかげで、ここまで(写真、右下)になりました。
*私は原木の伐採、搬出が主で、完全に皆さんの作品となりました。

3/27に土壁塗りをします。小屋完成祝いもかねて、楽しくやりたいと思います。ピザも焼きます。どうぞご参加ください。くわしくはこちら

04/5/7
成長した萌芽4/26の芽の11日後です。だいぶ成長しました。

















04/4/26
1mmの小さな萌芽山に行って玉切りの最中に本当に小さな小さな萌芽を見つけました。大きさ1〜3mm。
この3月末に切ったばかりのクヌギです。硬く厚い皮をなんとか自力でぶち破ってこの世界に生まれてきたクヌギの赤ちゃんに乾杯!
本当は純粋な赤ちゃんというよりは、元の木の文字通り再生のスタートですけど。どちらにしても新たな始まりです。これがうまくいかないと元の木にはならないですから、うまく育ってほしいです。

右は昨シーズンの冬に伐採したクヌギの若葉が開きました。順調に育っていて、ほっとします。

伐採後1年半のクヌギ
04/1/21
 久々の日誌です。このままでは年誌になってしまいますね。これまでについては、月一弱の月誌ですが、メールマガジンのバックナンバーを見てください。
 久々なのに炭焼きプロの方向けのマニアックな話で恐縮です。
 炭を切る時に、猛烈な炭の粉が出ます。私は茶道炭が主なので、縦に切る(木の繊維方向)ことも結構あり、これだと余計に粉が飛びます。しかも直径3cmほどの炭を縦に切る、結構細かい仕事なので、顔をそむけるわけにはいきません。防じんマスクは付けていたのですが、すぐにフィルターが真っ黒になって、息苦しいものだから、息をするとかなりの量の炭の粉を吸いこむことになります。もう15年近くタバコは吸っていないのに、肺の検診でヘビースモーカーではないかと言われてしまいました。その後、防じんマスクを替えてみたりしたのですが、作業後鼻の穴が真っ黒になり、鼻水までしばらく真っ黒になることには変わりがありませんでした。
 それで、今回一代決心をして、送風機+送風マスクを入れました。空気を10メートル離れた場所から送風してくれるというものです。昨日、今日と使ってみましたが、空気が送られてくるのでマスク内の空気圧が高いので、外から吸いこむ必要がなく、かなりいい感じです。移動しようとすると10メートルのホースを引きずりながらなので、いちいちマスクを取らなければならないという面倒さはありますが、健康には替えられないと思っています。
シゲマツ製で価格はホースなども込みで、しめて124000円。電源は100V。私は太陽光発電です。
写真は近日中にUPします。
03/5/23
 
image076.jpg山の手入れをしました。

去年4月、体験会参加の皆さんと植えたクヌギは、成長したものだと70cmくらいになりました。→写真左 
どれも根付いています。その回りを慎重に下刈りしました。

それともう3年前に切ったクヌギは萌芽更新して3メートル近くになっています。→写真右 
そろそろ、4、5本出た芽を選別して、一本立ちにしてやる頃で、その作業を始めました。頭は出ているのですが、ここも回りを下刈りしてやりました。

帰りに見た蝶と花です。名前はまたあとで。

image078.jpgimage079.jpg
03/4/26
 スタッフ含めて23名で炭焼き体験会を行いました。今年は皆さん初参加の方ばかりで、子供が6人来てくださって、楽しい集まりとなりました。詳しい様子は、近々共催の生活工房「つばさ・遊」のサイトにて、アップされると思います。ここでは、オイル缶炭焼きのその後についてご報告します。
 まず、オイル缶炭焼きそのものについてですが、1日のスケジュールの中で炭焼きが体験できるため、各地で行われていますが、容量が小さすぎて、達成感のあるそこそこの炭を焼くのはとても難しいです。オイル缶の中で温度を上げるための燃材と炭にしたい部分との境界をどこに置くのか、少しでも加熱しすぎ、空気が多いとほとんど灰になりできた炭も「消し炭」程度にしかならず、逆に少しでも空気が少なめだと未炭化に終わってしまいます。ドラム缶が、そこそこの炭が焼ける限界かなとは思いますが、これでは炭化時間だけでも10時間程度はかかってしまいます。
 これまでこのオイル缶焼きを6回やってきましたが、うまくいったことがありませんでした。本などに出ている缶を土に埋める方式もやつてみましたが、缶の上で焚き火をするため、煙の引きがスムーズにいかず、焚き火に時間がかかって、ほとんど灰になってしまいました。
 前回はオイル缶を土で被って、空気を少なめにして、時間をかけて加熱してやったのですが、時間が長いとその熱でほとんどが灰になってしまいました。それで、今回は、飾り炭作りと同じ用量で、空気をほとんど入れずに、通気性のよい所で火力のある焚き火をして、短時間で加熱するという方法をとりました。
image074.jpgimage075.jpg そうすると、午前11時の着火からほぼ6時間かけても、まだ中を覗くとほとんど未炭化で、竹の表面が黒っぽい程度。やはり最初、縦においていたオイル缶では、上部の方は熱くならず、熱が逃げてしまっていました。最後の2時間は、写真のように横にして、最後は、火の中に入れました。1時間後(午後6時)、煙が青くなってきたところで、缶を空けると燃えたので、灰+水をかけて、強制消化したのが、写真です。前回までと違って灰になってしまったものは少ないですが、部分によっては炭になっていた程度です。あと1時間くらいやればそこそこのものにはなったかもしれませんが、これでは時間がかかりすぎです。
 次回は、一つは、このやり方で缶を土で被って、熱を逃がさないようにし、オイル缶なら横置き、できれば平たい大きめのお菓子の缶を使ってやってみたいと思います。もう一つは、熱を逃がさないという点では優れている土の中に埋める方式で、着火(自発炭化)後、煙突への空気の出口、または煙突の煙の出口を小さくしてみて、灰化を減らせないかと思います。
 何しろ、2000年以上の蓄積のある土や石の窯と違って、まだ始まったばかりの技術です。皆さんもぜひ改良に改良を重ね、満足に近い炭ができるまで、「オイル缶炭焼き道」を極めましょう。



03/3/28
image072.jpg image073.jpg 神泉村の山で原木の搬出。伐採跡に、スミレ(たぶんタチツボスミレ?)があちこちに咲いています。この可憐な花の花見を楽しんで、できるだけ傷つけ、踏みつけないようにしながら、作業です。何しろどれも「世界に一つだけの花」ですから。
 今、この時も、こんな小さな星で、人たちが殺されています。「世界に一つだけの花」を踏みつけ、無残に捨てていく。悔しくて、悔しくて。何とかしたいです。→私の作ったをよければご覧ください。





03/2/27
 ご無沙汰しています。この間については、メールマガジンをご覧ください。  

image068.jpgimage069.jpg つるでつながった少し難しい木の伐採についての話です。左は、今日伐採した木です。写真で少しわかりにくいかもしれませんが、斜めに棒を渡したように、なっているのが、つるです。根本がいっしょの2本の木をしっかりつなげています。こういう場合、右のように、切りこみを入れます。最初に倒れる木、特に、最後まで切らないこと、倒れる際の「ツル」を多めに、しっかりと残しておくことが必要です。切った結果、うまく2本目を切ったところで2本ともうまく倒れてくれました。
 この「ツル」とは、「つる」音が同じでややこしいですが、木が倒れる際にゆっくりと倒れるようにするための蝶つがいの役目をするものです。下の左の写真は、この木の2本目の切り株ですが、ひきちぎって、ささくれ立っている部分がそれにあたります。

image070.jpgimage071.jpg
右の写真は、伐採地です。腰の高さでわざと切ってあります。30年以上だった木は、腰高で切った方が萌芽しやすいと言われているためです。

 *伐採そのものについてはメールマガジン17号を見てください。






9/19
image052.jpgimage051.jpg  4月の体験会で皆さんに植えていただいたクヌギを見に行く。左のように、苗がほとんど見えない状態。少し遅かったけど、これ以上遅いと枯れてしまっていただろう。7月に見に来た時は、苗は見えていたので、それほど大したことはないかと思ったら、大間違いだった。1時間くらい草刈機で下刈りして、右の状態になった。
 写真ではあまり違いがわからないけど、ササなどをいじめて、かなり遷移を抑制した。それにしても、萌芽更新と比べると植えた苗の成長は遅く、植えることの大変さを思う。夏場は一ヶ月に一度は手をかけてあげなくてはだめなようだ。
 一本だけ、間違えて苗を切ってしまった。4月の参加者の皆さん、ごめんなさい。ただ、スギなど針葉樹は刈ってしまえば終わりなのだけど、広葉樹はまた葉が出てくる。
9/12
群馬県境の村の山に、材出ししに行く。焼肉屋用の炭をここの太い材で焼こうと思う。
萌芽の成長は順調で、他の草などより背が高いので、下刈りをするほどではない。過度の下刈りは、土壌を流出につながり、かえって山に良くないそうだ。ただ、ツルの力が強く、萌芽の芽をすべて覆って、だめになりそうだったものもあった。今度来た時、もう一度ツルの刈り取りをしなくては。

この間、この炭焼日誌をお休みしていてごめんなさい。月一回ですがメールマガジンの方に炭焼きの様子を書いてますので、見てください。バックナンバーはこちら

5/31
image023.jpgimage024.jpgimage025.jpg
この2月まで切らしてもらった群馬県境の村のクヌギを久しぶりに見に行く。しっかり萌芽している。いつみても若々しい芽の美しさには魅せられる。いのちの力強さには勇気付けられもする。
写真の真中の40年生のものの力が弱い。順調に成長することを願う。夏には一度下刈りをしよう。











5/8
image022.jpg昨年の9/20に下刈りをしておいた山に少し遅くなったが、クヌギを23本植えた。以外に石が多い土で力はあまりない。順調に根付くかどうか不安だが、なんとか育って欲しい。











5/2
 長野産のクヌギも含めて入れてみた。炭焼きの最終日。今回はいつもより、丸2日も炭焼きが伸びてしまった。それに最後のねらしでも、温度の上がりが鈍く、窯に力がない。煙はない、臭いもいい、なのにである。前回の炭焼きから少し時間が空いたのはあるが、それにしてもこんなに時間がかかるとは。高温がながく、ガスが抜けてしまったせいで、燃えるガスがないせいで温度がなかなか上がらないのか。普段は曲がりくねった枝部分が多いのに、今回はまっすぐなものがほとんどだからか。煙道に向かうクドといわれる部分が少し詰まりぎみなのか。それにしても、前回は問題なくて、今回いきなりそうなるというのは、クドが何かでふさがったか。一般に炭焼きは時間をかけた方がいいと言われるが最後のこの窯の力のなさ、窯の中の色の具合からすると、う〜〜ん、よくわからん。
 最近、皮付きも思ったようにいってくれないし、炭焼きのその難しさを改めて思う。
4/7
 長野まででクヌギの材を取りに行く。パソコン通信時代からのフォーラム仲間の山仕事創造舎のYさんから話をもらった。
豊科インターから15分くらい走ったあたり、町並みの裏にずずずっとクヌギ山が続いている。しかも、まっすぐな木ばかり。いやぁ、すごい。小川周辺にはない光景だ。ただ、人家に近いのに、道が着いていないところが多く、Yさんたちが切ったところはかろうじて道がある。Yさんといっしょに、4mに切りそろえてもらったまっすぐな3〜10cmのクヌギを4トントラック一杯に積んだ。その山の上にはまだひょろひょろとしたクヌギがある。でももうこれは切らないのだそうだ。というより、切れない。見るからに弱々しくて、切るのは忍びないくらいだ。根の部分が50cmほども露出していて、土壌が流れているのがわかる。1m以上も根が出ていた、以前歩いたネパールの山を思い出す。そこまではいかないが、これ以上成長する見こみもなく、切るとさらに土壌が流出するだろう。静かに、アカマツ山になるのを待つしかないだろう。たぶん、人が使いこみすきだのだろうな。小川周辺は木が大きくなりすぎているか、ツルだらけの山ばかりなので、こういう山もこの国にはあるということを改めて実感した。

この間、この炭焼日誌をお休みしていてごめんなさい。月一回ですがメールマガジンの方に炭焼きの様子を書いてますので、見てください。バックナンバーはこちら

2002/1/9
年末に窯止めしたものを炭出し。材料は今期はじめてすべてクヌギの最良材を使ったのに、一部に火が残っていたようで、10〜15本くらいが下から半分燃えていた。窯止め後も少し窯が息をしていたためだ。燃えていたものはもちろんその周囲もなかなか温度が落ちなかったせいで、皮がはげる。木にもうしわけない。
 夜の窯止めだった。夜はやっぱりわかりにくい。完全に煙を水蒸気と判別して、閉じ込める作業が不充分だったのだ。ヘッドランプの電池がなく、えらく時間をかけたのだけど、だめだった。
 年明け早々がっくりだが、次ぎを期すしかない。
2002/1/1
  今年を何とかいい年にしたい。
 最大はなんと言っても、炭焼きをしっかり軌道に乗せること。その先に希望が見える年にしたい。春頃にはもしかして仲間が一人加わるかもしれない。そうなったら、1+1以上のものをこの炭焼きで目指したい。
 もうひとつは、これはもうしっかり希望が見えている地域通貨のこと。一昨年から時々書いている、資本蓄積しないオンラインの地域通貨「Q」(詳しくはこちら)が昨年11月にスタートした。このような地域通貨こそ、世界の人と人、人と自然の関係を豊かなものに変えていくカギだと思っている。これが作られる過程にはコミットできなかったが、この「Q」で炭・木酢液を提供することで私としてはこの「Q」の広がりに少しでも寄与できればと思っている。
 最後になったが、ここ小川町でも荒れて悲鳴を上げている里山に手を入れる試みがはじまった。そこに私としもできる範囲で力を注ぎたい。その中で仲間とともに、あらゆる自然植生の木々たちをその性状を知り尽くし、最も有効に使ってあげていた伝統的な「木使い」の技術を少しでも習得できればと思う。山に入り、木と対話し、木を使うことで、この国の山々が、隅々まで美しく生まれ変わってくれることが大きな夢だ。

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<炭人〜すみびと>の広場

最終更新日 :2006/6/9